勝手にしやがれ |
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1960年/フランス/90分
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あなたに愛された、でも同時にーもう愛してほしくない |
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28歳のゴダール、26歳のベルモンド、20歳のセバーグが、映画に革命を起こした!圧倒的な影響を及ぼし続けるヌーヴェルヴァーグの金字塔が、デジタル・リマスター、寺尾次郎の新訳決定版で蘇る。
自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、咄嗟に車中にあった拳銃で警官を射殺してしまうミシェル。パリに着いた彼は、アントニオ(ユエ)から約束の金を受け取るために旅行会社を訪ねるが、渡されたのは小切手で、ベリュッティという男が現金化してくれるという。そうこうするうちにヴィダル刑事(ブーランジェ)の尾行が。まんまと撒いたミシェルは、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシアに会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。けれど、記者志望の彼女はミシェルの誘いを蹴り、新聞社の男に会いに行ってしまう。仕方なく彼女の部屋に無断で入り込み、一夜を明かすミシェル。翌朝、彼と他愛無いひと時を過ごしたパトリシアは、有名作家パルヴュレスコ(メルヴィル)の記者会見に参加するためにオルリー空港へ。一方、新聞に「警官殺し逃走犯」として大きく顔写真が載り、パトリシアのところまで刑事が事情徴収にやって来て、次第に追い詰められていくミシェル。彼は現金が手に入るまで、パトリシアを連れて、カンパーニュ・プルミエ通りのアパルトマンに身を隠すが…。 |
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