©2002 fictive
何食わぬ顔(long version)
◆友人に言われるままに亡兄の遺作となる8ミリ映画を撮影する野村。彼の煮え切らない態度が周囲を戸惑わせる。東京大学映画研究会にて全編8mmフィルムで撮影された本作は濱口が敬愛するジョン・カサヴェテス監督『ハズバンズ』(¬1970)の影響が色濃い。映画内映画の緻密な構成など、濱口映画のエッセンスがすでに本作には詰まっている。
*原版は8mmフィルムをデジタイズしたSD素材となります。

©2002 fictive
◆友人に言われるままに亡兄の遺作となる8ミリ映画を撮影する野村。彼の煮え切らない態度が周囲を戸惑わせる。東京大学映画研究会にて全編8mmフィルムで撮影された本作は濱口が敬愛するジョン・カサヴェテス監督『ハズバンズ』(¬1970)の影響が色濃い。映画内映画の緻密な構成など、濱口映画のエッセンスがすでに本作には詰まっている。
*原版は8mmフィルムをデジタイズしたSD素材となります。
©東京藝術大学大学院映像研究科
◆結婚間近の果歩と智也を祝う席上、智也の過去の浮気が発覚し…。男女2人が揺れ動く一夜を描いた群像劇。渋川清彦、河井青葉、占部房子と、『偶然と想像』や濱口作品の常連になる俳優たちが結集している。第56回サン・セバスチャン国際映画祭、第9回東京フィルメックスへ出品され映画作家・濱口竜介が世界に発見されるきっかけとなった初期代表作。
©2009 fictive
◆結婚式当日を迎えた永子と誠一の¬日を描く。永子には婚約者・誠一に言い出せない秘密があった。『PASSION』に出演した河井青葉と岡部尚が出演し、同作とは反転したような役柄を演じている。秘密と本音が明らかになっていくスリリングさを基調としつつ、突拍子もない展開に笑ってしまうような要素にも満ちた中編作品。
©Tokyo University of the Arts Graduate School of Film and New Media & Korean Academy of Film Arts 2010
◆韓国人カメラマン・ペファンは日本滞在中に男娼のリュウをモデルとして見出すも、過酷な運命が二人を待つ。濱口作品初参加となった石田法嗣が、さまざまな境界を取り払っていくリュウを演じる。東京藝術大学と韓国国立映画アカデミーによる共同製作作で、キャストだけでなくスタッフも日韓混成チームで行われた。
©ENBUゼミナール
◆ENBUゼミナールの映像俳優コースの修了作品としてスタートした企画。「親密さ」という演劇を作り上げていく過程をフィクションとして演じる前半と、実際の上演を記録し映画として構成した後半の二部構成で描かれる傑作青春群像劇。現実と虚構が複雑に交錯し続け、虚実の彼岸にあるリアリティーの核心が胸を揺さぶる。
©silent voice
◆酒井耕との共同監督による「東北記録映画三部作」の第一作で、津波被害を受けた三陸沿岸部に暮らす人々の対話を撮り続けたドキュメンタリー。親しいもの同士が震災について見つめ合い、語り合う口承記録の形が取られている。未曾有の事態に対してカメラは何を記録し、この被災を伝え続けることができるのか。被災地の悲惨な映像ではなく、映画が「良き伝承者」となるよう、対話と、そこから生成される人々の感情を記録しようとする。
©silent voice
◆2012年1¬月から2012年6月に、福島第一原子力発電所から約50キロ離れた場所に位置する福島県新地町に暮らす6組¬10名への対話形式インタビュー。三部作に共通して、両監督が聞き手として、カメラを正面から向けられる被写体としても登場することから、制作者の倫理的な態度が窺える。「聞く」ことで得られる「いい声」(書籍『カメラの前で演じること』)という経験は、その後制作した『ハッピーアワー』にも大きく示唆を与えた。
©silent voice
◆2012年¬1月から2013年3月に行われた宮城県気仙沼市に暮らす7組¬¬11名への対話形式インタビューの記録。『なみのおと』から一年が経ち、「被災者」の声ではなく、現実にそこに生きる「一人ひとり」の声として対話が記録された。発言は、当事者による一次情報としてただ提示されるのではなく、カメラは声の抑揚や発言者や聞き手の表情など言葉に還元できない要素を捉える。
©silent voice
◆¬100年先への被災体験の伝承という課題に対して、東北地方伝承の民話語りから示唆を得て、みやぎ民話の会の小野和子を聞き手に迎え、伝承の民話語りが記録された。語り手と聞き手の間に生まれる民話独特の「語り/聞き」の場は、創造的なカメラワークによって記録され、スクリーンに再現される。映画と民話の枠を超えた新たな伝承映画。
©2013 Sunborn, fictive
◆千尋は父を亡くして、腹違いの兄・斗吾が彼を引き取る。斗吾と彼の恋人・里美は千尋を暖かく迎えるが、千尋の孤独は消せない。千尋が夢中になるのは、同い年の直也とのダンスだ。しかし、無心に踊る彼らの街ではやがて不穏なできごとが起こりはじめる…。来るべき長編映画『FLOODS』のパイロット版でもある異色作。
©2015 KWCP
◆30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。純の秘密を知るまでは…。市民参加による「即興演技ワークショップ in Kobe」から誕生した。ほとんどの登場人物を演技未経験者がつとめ、これまでにない試みでつくりあげた三部構成の本作は、第68回ロカルノ映画祭で最優秀女優賞を受賞した。
©2016 KWCP
◆AVのモザイク付けを生業とする雄三は、女子高生の三月(みつき)と奇妙な共同生活を送っている。ある日、三月の妹から雄三に一本の電話が入る。見える/見えない/見せないこと、カメラを向ける/向けられるなど、過去作とも共通した主題が現れつつ、不思議な爽快感も残す。当初『ハッピーアワー』制作のためのクラウドファンディングのリターンとして企画された短編作品。
©2021 NEOPA/fictive
◆親友同士の他愛のない恋バナ、大学教授に教えを乞う学生、20年ぶりに再開した女友達…。「偶然」をテーマにした3つの物語が織りなされる初の「短編集」。小さな撮影体制でリハーサル・撮影時間を充分に確保し、俳優たちの軽やかでいて繊細な表現を丁寧に映し出す。第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)受賞した。
©fictive 2022
◆木々が映る水面を、風が揺らし、アメンボが波紋を広げる。鳥や蟬たちの鳴き声が響くなか、ダグラス・サーク監督『天が許し給うすべて』(1955)より、ソロー作『ウォールデン』を読むジェーン・ワイマンの声が重ねられる。第60回ウィーン国際映画祭のトレイラーとして作られた、フィックス撮影によるワンショット映画。
©2023 NEOPA/fictive
◆豊かな自然が残る長野県、水挽町。代々そこで慎ましく暮らしていた巧と一人娘の花だったが、ある日近くにグランピング場を作る計画が持ち上り、その余波は次第にふたりの生活にも及んでいく。『ドライブ・マイ・カー』で音楽を担当した石橋英子のライブ用サイレント映像『GIFT』と共に生まれた長編映画。第80回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞。
【鑑賞料金】基本料金1500円均一
・『親密さ』前後編通し2000円(前・後編分割鑑賞の場合は各1300円)*途中休憩10分あり
・『ハッピーアワー』1〜3部通し3000円(1部〜3部分割鑑賞の場合は各1300円)
・中編プログラム2000円均一(①永遠に君を愛す②不気味なものの肌に触れる③天国はまだ遠い④Walden)
※全プログラム特別興行につき各種割引適用外・招待券の利用不可
※『親密さ』前後編通し2000円は前篇1000円、後編1000円の2枚を必ず一緒にご購入ください
※『ハッピーアワー』1〜3部通し3000円は第一部1000円、第二部1000円、第三部1000円の3枚を必ず一緒にご購入ください
※ご鑑賞の7日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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