切り子の詩

2016年/日本/117分
◎監督・脚本:近兼拓史 ◎撮影:西條沢栄、畠岡英隆、山口雅弘、近兼拓史 ◎主題歌:ワタナベフラワー
◎出演:とみずみほ、澤田敏行、サニー・フランシス、永津真奈、小峯隆生、川瀬陽太

 

公式HP→http://kirikonouta.com

 

「たこ焼きの詩」の近兼拓史監督が、同作に続く「下町の詩」シリーズ第2弾として、関西の下町人情をテーマに撮り上げた長編作。小さな町工場やごく普通の商社マンといった名もなき人々の小さな仕事が、やがて世の中を動かす大きな成果へとつながっていく様子を描く。関西の商社で工作機械や設備の営業マンとして働く澤田敏行は、出世とは縁遠い万年課長だが、コツコツと働く姿が周囲から信頼されていた。そんなある日、得意先の工場から、ある大きなプロジェクトに関わる部品の注文を受けた澤田は、これまでに築いた人脈と人柄で奇跡的に納期に間に合わせ、高い評価を受ける。澤田の家庭では、幼稚園児の息子がなかなか遊んでくれない父に不満を募らせていたが、次第に父が見えない場所で頑張っていることに理解を示していく。そんな澤田にある日、会社からインド支社の支社長というポストで栄転を打診されるが……。

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<鑑賞料金>
一般1700円、学生1400円、シニア1100円、会員・高以下1000円