奇想天外映画祭1&2

上映作品

ウィッカーマン final cut

ウィッカーマン final cut2013年/イギリス/94分/デジタル
監督:ロビン・ハーディ
出演:エドワード・ウッドワード、クリストファー・リー、ブリット・エクランド

♦ある島で少女が行方不明になったと書かれた匿名の手紙が、スコットランド本土 のハウイー警部のもとに届く。警部は早速、島に上陸し捜査に取り掛かるが、島民たちは誰もその少女を知らないと言い張り、少女の母親までが娘の存在を否定 している。早速、翌日から本格的な聞き込み調査を開始するが、怪しげな出来事 ばかりが起こる中で、この異教ケルトの神々を信仰する島の人々を統治するの が、サマーアイル卿であることが分かり屋敷を訪れる。しかしそれは狂乱と神話 の儀式にハウイーが巻き込まれる幕開けとなるのであった...。 劇中で強烈な印象を残すサマーアイル卿を演じているのは、『ロード・オブ・ ザ・リング』や『スター・ウォーズ』で知られるクリストファー・リー。 リー自身は、本作を「この映画こそ私の最高傑作」と語っている(※「Total Film」2005年5月のインタビューより)。


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チャパクア

チャパクア1966年/アメリカ映画/82分/デジタル
ヴェネチア映画祭銀獅子賞
監督:コンラッド・ルークス
出演:ウイリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、
   ジャン=ルイ・バロー

◆「チャパクア」とは”流れる水の源”の意。ドラッグとアルコールで入院したサナトリウムで体験した世界を目の眩むようなシュールな映像で再現したルークスの処女作にして唯一無二のビート・ムービー。


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グレンとグレンダ

グレンとグレンダ1953年/アメリカ映画/67分/35 mm
監督・原案・出演:エド・ウッド
出演:ベラ・ルゴシ、ドロレス・フラー

◆“とにかく映画大好き”な監督エド・ウッド、29歳の長編デビュー作。筋金入りの女装マニア、エド・ウッドが手がけた処女作は女装趣味映画。デヴィッド・リンチ最愛のエド映画として知られる!?

 

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怪物の花嫁

怪物の花嫁1955年/アメリカ映画/66分/35mm
監督:エド・ウッド
出演:ベラ・ルゴシ、トー・ジョンソン、トニー・マッコイ


◆放射線で人間の超人化に挑むSFホラーだが、途中製作資金がなくなり完成に1年かかった。クライマックスのベラ・ルゴシとぬいぐるみ巨大タコとの大格闘シーンには絶句させられる、こと請け合い。


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プラン9・フロム・アウタースペース

プラン9・フロム・アウタースペース1956年/アメリカ映画/76 分/35mm
監督:エド・ウッド
出演:トー・ジョンソン、バンパイラ、ベラ・ルゴシ

◆監督エド・ウッドは映画を撮る才能が全くなかった。そして彼の作品は中途半端な駄作ではなかった!宇宙人が死者を蘇らせて9回目の地球征服を企むというこのSF映画は“最低映画の金字塔”の名を刻んだ。


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大地の時代

大地の時代1980年/ブラジル映画/151分/デジタル
監督:グラウベル・ローシャ
出演:マウリシオ・ド・バッレ、ジェス・バラダン


◆シネマ・ノーヴォの誕生を世界に告げたブラジルの“狂気の映像作家”グラウベル・ローシャの荒々しくも繊細でパワー溢れる映像解体シンフォニー。“ブラジルの肖像の脇に置かれた私の肖像画”という言葉を残したローシャ43歳の遺作。


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サンタ・サングレ/聖なる血

サンタ・サングレ/聖なる血1989年/イタリア=メキシコ合作/123分/デジタル
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:アクセル・ホドロフスキー、B・ゲラ、アダン・ホドロフスキー

♦“邪悪な悪魔の血でさえも天使の存在を思い浮かべる美しい瞬間がある”伝説のヘッド・シネマの高僧ホドロフスキーが前作から8年ぶりに作り上げた衝撃の神話的奇作。ホドロフスキーは“この映画は神の技だ。神が私に作らせた”と語っている。


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アタック・オブ・ザ・キラートマト

アタック・オブ・ザ・キラートマト1978年/アメリカ映画/87分/デジタル 提供:キングレコード
監督・製作・脚本・編集・音楽:ジョン・デベロ
出演:デヴィッド・ミラー、ジョージ・ウイルソン

◆アメリカ中に突然殺人トマトが現れ人間を襲い始める。政府が極秘に開発していた巨大トマトが突然変異を起こして人間襲撃を始めたのだ…。あまりに馬鹿馬鹿しいストーリー展開は公開当時“不朽のZ級映画”と揶揄されたが、今や伝説を超えたカルト珍作。


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バスケット・ケース

バスケット・ケース1982年/アメリカ映画/91分/デジタル 提供:キングレコード
監督:フランク・ヘネンロッター
出演:ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック、テリー・スーザン・スミス

◆強制的に身体を切り離されたシャム双生児の兄ベリアルをカゴに入れて持ち運ぶ弟ドウェイン。彼らは術後ベリエルを生きたままゴミ箱に捨てた医師たちへの復讐を始めるのだが…。16ミリで撮られた映像が不気味なリアリティを生み出している。後世に語り継がれるホラー迷作である。

 

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ブラック・ムーン

ブラック・ムーン1975年/フランス=イタリア=西ドイツ/97分/デジタル
監督:ルイ・マル
出演:キャスリン・ハリソン、ジョー・ダレッサンドロ

◆一人の少女がある館に迷い込む。ラジオがメッセージを伝え、動物が喋る、が人の声はしない。そのうちそれらが黙示的光景のように見えてくる。映画の冒頭「本作は理屈の通じない世界での作品です」と監督の言葉を伝える。全編「不思議な国のアリス」のヴァリエーションともいうべき、鏡を越えた世界を描いたルイ・マルの奇怪作。

 

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プライベート・パーツ

プライベート・パーツ1972年/アメリカ/87分/デジタル
監督:ポール・バーテル
出演:エイン・リュイメン、ルシール・ベンソン


◆『デス・レース2000年』で知られる異色の監督(俳優も)ポール・バーテルの処女作でその独特の映像感覚には隠れたファンも多い。ある女性が迷い込んだホテルを舞台に展開されるこの作品のプロットはヒッチコックの『サイコ』のような展開を見せるが、作品は”奇想天外”。一色に染まった変態サイコサスペンス怪作。


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ラ・ヴァレ

ラ・ヴァレ1972年/フランス/100分/デジタル
監督:バーべット・シュローダー 音楽:ピンク・フロイド(「雲の影」)
出演:ビュル・オジェ、ジャン=ピエール・カルフォン

◆ニューギニア。未知の谷を目指す冒険家の青年一行と出会ったヴィヴィアーヌは彼等の旅に同行することに。やがてその過程で彼女は次第に自分を解き放し生の喜びに目覚めていく。幻想に満ちたアルメンドロスの魔術的映像美と神秘と魔性のメッセージを伝えるピンク・フロイドのテーマ曲が一つの時代の終焉を刻んで、魂を揺さぶる。


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ロベルトは今夜

ロベルトは今夜1977年/フランス/100分/デジタル
監督:ピエール・ズッカ 原作:ピエール・クロソフスキー「艦隊の掟」
出演:ピエール・クロソフスキー、ドゥニーズ=モラン・サンクレール
   バーベット・シュローダー、ダニエル・シュミット

◆妻と他の男との戯れを覗き見る老紳士とそれに抵抗する妻。原作者であるクロソフスキー自身と妻が演じるという究極のスキャンダラスに満ちたプライヴェート・フィルム。バーベット・シュローダーやダニエル・シュミットなどの友人も出演。日本でも小説や評論が翻訳されているクロソフスキーは背徳の作家、哲学者、神学者として名高い。画家バルチュスは実弟である。

 

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ハルムスの幻想

ハルムスの幻想1988年/ユーゴスラヴィア/92分/デジタル
監督:スロボタン・D・べシチ
出演:フラノ・ラシチ、ダミヤナ・ルトハル


◆1938年の夏のある日、当局の尋問を受けていたハルムスが久しぶりにアパートに帰ってくる。彼は7年前に反ソヴィエト活動をした芸術家として追放されており、当局にマークされて創作活動もできなかった。突然、埃の溜まった部屋に窓を破って”天使”が参入してきたことから、ハルムスの奇妙な生活が始まる…。ロシア・アヴァンギャルド最後の一人異端の作家”ダニール・ハルムスの摩訶不思議な2日間を描いた異色作。


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血を吸うカメラ

血を吸うカメラ1960年/イギリス/102分/デジタル
監督:マイケル・パウエル
出演:カールハインツ・ベーム

◆衝撃的なスナッフ・ムービーの撮影シーンから始まる『血を吸うカメラ』は公開当時、その先駆的映像テーマで徹底的に批判され、長い間、映画史の闇に葬られたサイコスリラー映画の原点ともいうべき傑作。


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フリークス

フリークス1932年/64分/35mm
出演:ハリー・アールズ、ウォーレス・フォード、オルガ・バクラノヴァ


◆“心の醜い人間こそが怪物だ”。90年近くの時を経て今なお燦然と輝く“映画史上唯一無二の存在”ともいえる奇跡の怪作。


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見世物

見世物1927年/73分/サイレント/デジタル
出演:ジョン・ギルバート、ルネ・アドレー、ライオネル・バリモア

♦サーカス小屋出身の監督ブラウニングが見世物小屋に生きる“過去を持つ”さまざな人間たちを描いた群像ドラマで、5年後の「フリークス」を予感させるシークエンスも登場する。


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知られぬ人

知られぬ人1927年/アメリカ/63分/サイレント/デジタル
出演:ロン・チェイニー、ノーマン・ケリー、ジョーン・クロフォード

◆サーカス芸人”腕なしアロンゾ”は団長の娘・ナノンへ惹かれるあまりに狂気に支配されていく…。


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悪魔の人形

悪魔の人形1936年/アメリカ/78分/デジタル
出演:ライオネル・バリモア、モーリン・オサリヴァン

◆同僚に裏切られて冤罪で17年間牢獄にいた元銀行員の男が仲間と脱獄し復讐を始める。

 

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古城の妖鬼

古城の妖鬼1935年/アメリカ/68分/デジタル
出演:ライオネル・バリモア、エリザベス・アラン、ベラ・ルゴシ


◆貴族のカレルの死体からは大量の血が抜き取られており、吸血鬼の犯行かと疑われて…。

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入場料金

前売券

前売1回券1,200円/前売5回券5,000円
※前売券は、劇場窓口のみの販売。

当日券

一般1,500円/学生・シニア1,100円/会員1,000円
当日5回券6,000円/会員5回券4,500円 

※ご鑑賞の3日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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