侠女

1971年/台湾/180分
◎監督・脚本:キン・フー(胡 金銓)◎撮影:ファ・フィイン ◎音楽:ウー・タイコン ◎武術指導:ハン・インチェ
◎出演:シュー・フォン、シー・チュン、ティエン・ポン、パイ・イン、ロイ・チャオ

 

公式HP→http://www.shochiku.co.jp/kinghu/

映画監督 加藤泰の幻の遺作、ついにその封印が解かれる!

第28回カンヌ国際映画祭で中華圏映画として初めて高等技術委員会グランプリを受賞し、世界的にも認められた記念碑的傑作。『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』などで有名な古典伝奇文学「聊齋志異」からの1篇から映像化された。印象的な竹林での戦いのシーンは、その後の武侠アクションに大きな影響を与え、それを模したシーンが多々登場するほどである。『成龍拳』のシュー・フォン、『山中傳奇』のシー・チュン、『燃えよドラゴン』のロイ・チャオ等が共演し、当時スタントなどをしていたサモ・ハン・キンポーがチョイ役で顔を見せている。

 

明時代末期。絵や書を売る書生のグーは、小さな村に母親と暮らしていた。ある日、店に現れたオウヤンという見知らぬ男に、住んでいるチンルー砦のことを聞かれる。近所を調べると、そこには美しい女性ヤンが越してきていた。母親からの勧めもありグーとヤンの距離が縮まる中、二人の目の前にオウヤンが現れ、剣を抜きヤンと戦い始める。なんとヤンは政府(東廠)に反旗して処刑された大臣の娘で、一族抹殺された中での唯一の生き残りだった。人相書を頼まれたことで事実を知ったグーは、姿を消したヤンを探し出し、彼女とその仲間を助けるために、兵法を使って東廠の追跡隊を罠にかけるが…。

上映スケジュールはこちらをご覧下さい

 

<鑑賞料金>
一般1700円、学生1400円、シニア1100円、会員1000円