生誕百年記念 映画女優 高峰秀子






京都芸術大学 映画学科作品 2024 上映会

作品なんてない、作品だけがある、 とかつてどこかのゴダールはいった。
無名の作品群に遭遇すること。全ての冒険はそこから始まる!
                              映画評論家:北小路隆志

上映作品

手紙

手紙2024年 / 日本 / 80分 / 京都芸術大学 映画学科 監督・脚本:鈴木美由紀 細川巧晴 鳴瀧彩乃 定行菜々香 河西一葉 中川彦翔 水野彩美 プロデューサー:中久保諒都 水野彩美 辻桜花 西浦奈那 / 撮影:井原悠智 小西谷柊 西浦奈那 録音・整音:辻桜花 鳴瀧彩乃 大瀬良風芽 辻奈々葉 / 美術:寺井美紀 辻桜花 鳴瀧彩乃
出演:水野彩美 中川彦翔 鈴木美由紀 藤井ゆうき 鳴瀧彩乃 河西一葉 加藤奈々 定行菜々香

◆それぞれの想いが交差し、それぞれの形で紡がれていく。この作品は、6つの手紙に込められた想いから生み出された群像劇である。いまこの時、映画を通じて、あなたに捧ぐ「手紙」。あなたにとって、私の存在はなんですか? 6つの脚本をオムニバスではなく、1つの作品に仕上げるということに挑戦した作品。「映画はラブレターであり、誰かに届けるためにある」という考えの元、伝えたい想いを詰め込んだ作品に仕上げた。受け取り方は各自の心に委ねる。
【作品説明】 6人の監督がそれぞれの作品を1度仕上げ、各カットの関連性を紐解き、編集で繋ぎ合わせた。想いの形を1つの作品に落とし込んだ実践的意欲作。

 

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ティーンエイジバイブス

ティーンエイジバイブス2024年 / 日本 / 40分 / 京都芸術大学 映画学科 監督・脚本:吉田晴馬 /助監督:大橋美良 川畑我空 / 制作:近藤来海 プロデューサー:大森晴史 / 撮影:原田維永 / 録音:久保護 / 整音:村山裕基 美術:山本香羽 西畑礼華 / 衣装:三木杏鶴 / 編集:中井陽
出演:竹下幹太 水田葵 竹田アルトゥール政充 西元理貴 若杉乃奈    川畑我空 橋下輝 吉田幸穂 西尾健太郎

 

◆高校1年生の夏休み。高校生活に上手く馴染めずにいるたくまは、自分の居場所を強く求めていた。そんな中、違う高校に通う幼馴染のはるきとスケートボードパークに行くことに。そこで憧れの先輩にホームパーティへ誘われる。先輩に認められたいたくまとハメを外したいはるき。2人は次第にすれ違っていく...。 友達間での嫉妬や妬み、先輩に対する憧れ、火遊び。10代の普遍的な衝動と今を捉えた作品、これはぼくたちの記録映画だ。
【監督プロフィール】 2003年大阪府出身。京都芸術大学16期生。本作『ティーンエイジバイブス』が初の監督作品。 20代になったばかりの今、まだ鮮明に残る10代の記憶を記録するために本作を制作した。

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ゆくほう

ゆくほう2024年 / 日本 / 35分 / 京都芸術大学 映画学科 監督・脚本:高塚翔 / 助監督・制作:島田美乃莉 撮影:丸尾日奈多 / 録音・整音:古結享太郎 / 編集:間宮悠斗
出演:角はるな 高塚翔 田中妃々夏

 

◆お婆ちゃんと暮らす三鷹は人を助けて生きている。引っ越してきたばかりの南田。南田の事を不審な様子で気にかける石谷。三鷹は祖母の神社を掃除し、祖母の様子を見る。三鷹は二人を手助けようとする。二人は三鷹に付いていくようにして神社までの階段をあがる。神社の鐘を鳴らす、お辞儀をする。神様にお願いをする。その場所を掃除する三鷹は人を手助けする事で、助ける事の怖さを知る。この映画は助ける人、助けられる人の間にある距離を描いた映画である。
【監督プロフィール】 2003年兵庫県出身。京都芸術大学16期生。 京都芸術大学ではドキュメンタリー映画を2つ作り、文芸表現学科と一緒に1つ作る。3年次に製作した本作は高校以来の俳優と監督を兼任した映画となる。

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水槽 수조

水槽 수조2023年 / 日本 / 111分 / 京都芸術大学 映画学科 企画・編集・監督:Shin Chaerin プロデューサー:土井茜莉 / 撮影・照明:長谷川誠 土井茜莉 録音: Shin Chaerin 土井茜莉 / グレーディング:堀雅樹紀 / 整音: Shin Chaerin
出演:松橋和正 Shin Chaerin 長谷川誠 吉野真生

 

◆電車通勤の花北には、気の許せる同僚や友人、趣味もなく、水槽の中のような日々を生きている。 彼の側には一人の女性がいる。花北の乗った電車を見送ると、彼女はどこか子どものように、気の赴くまま1日を過ごす。 雨の日、彼女は気まぐれか退屈か、濡れた洗濯物を部屋の中に放り、布団を外に干し始める。帰宅した花北に、彼女の気まぐれに対応する余裕はなく、瓦解してしまう。だが、その崩壊は、花北が自分と向き合うきっかけとなっていく。

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LOST

LOST2023年 / 日本 / 29分 / 京都芸術大学 映画学科 監督:伊丹そら 助監督:西尾千裕 / 撮影:伊丹そら 山本耀子 / 録音:KimSubin 編集:西尾千裕 伊丹そら / 美術: 中谷愛 森田紗香 武田アルトゥール政充
出演:中谷愛 長谷川誠 松橋和正 Shin Chaerin 西尾千裕

◆私達は日々得ているようで失っている。本作では、その焦点を「音」に絞る。 私達は、身の回りにある音をどれほど聞けているのだろう。意味がある音。誰かが帰ってきた音。パンが焼けた音。その国の言葉。私達は無意識に必要な処にその音を当てはめている。しかし本来もっと自由であるべきではないか。誰の為にある訳でもなく、ただ面白いものとして。そこで音から“意味”を取り上げることにした。彼らはそこに漂い、感じ、私達に表現する。世界のバランスは壊れてしまった。混沌としているようで、そこにこそ我々が失った何かがあるのかもしれない。

 

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イベント

12/14(土)、15(日)『手紙』舞台挨拶 14:00〜14:10

12/14(土)、15(日)『ティーンエイジバイブス』『ゆくほう』舞台挨拶 15:50〜16:00

特典情報

全作品オリジナルポストカード付き


入場料金

当日券

一般:¥1,000、学生以下:¥500

※ご鑑賞の7日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
オンラインチケットはこちら

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