レ・ミゼラブル

2019/フランス/104分
◎監督・脚本:ラジ・リ◎脚本:ジョルダーノ・ジェデルリーニ、アレクシス・マネンティ◎撮影:ジュリアン・プパール◎編集:フローラ・ボルピエール◎音楽:ピンク・ノイズ
◎出演:ダミアン・ボナール、アレクシス・マネンティ、ジェブリル・ゾンガ、イッサ・ペリカ、アル=ハサン・リ、スティーブ・ティアンチュー、ジャンヌ・パリパール

公式HP→http://lesmiserables-movie.com/

「レ・ミゼラブル」の舞台となった街で、今なお繰り返される悲劇の連鎖。
現代社会の闇をリアルに描く、衝撃の問題作!!

犯罪防止班に新たに配属された警官のステファンと同僚たちが、ある少年の引き起こした些細な事件をきっかけに、やがて取り返しのつかない事態へと陥っていく様を、緊張感あふれる描写で描いた本作。第72回カンヌ国際映画祭でセンセーションを巻き起こすと、「コンペ最大のショック!」「クロワゼットを震撼させた未確認物体!」と称賛を受け、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』と並んでパルムドールを競い、審査員賞に輝いた。各国の映画祭でも数々の賞を獲得し、第92回アカデミー賞®国際長編映画賞(旧名称:外国語映画賞)ではフランス代表にも選出、ゴールデン・グローブ賞の外国語映画賞にもノミネートされている。
舞台となるのは、ヴィクトル・ユゴーの傑作「レ・ミゼラブル」で知られているモンフェルメイユ。現在は、パリ郊外の犯罪多発地区の一部とされており、我々が思い描く“花の都”パリのイメージはそこには存在しない。あるのは、権力者によって抑圧されている弱者と社会で居場所を失った人々の姿。まさに、“ミゼラブル(悲惨)”な世界の現状を反映しているといえる。
ラスト30分の緊迫感。そして衝撃のラストシーンは、私たちに何を問いかけるのか!?もはや、他人事と傍観していることはできない……。

〈上映スケジュール〉

◆上映スケジュールはこちらをご覧ください

 

〈鑑賞料金〉

一般1700円、学生・シニア1100円、会員1000円