私の20世紀

1989年/ ハンガリー=西ドイツ/102分
◎監督・脚本:イルディコー・エニェディ◎撮影:ティボォール・マテ◎美術:ゾルタン・ラバス◎編集:マリア・リゴ◎音楽:ラースロー・ビドツキー
◎出演:ドロタ・セグダリリ、オレーグ・ヤンコフスキー、パウルス・マンカー、ペーター・アンドライ
、ガーボル・マーテー

公式HP→https://www.senlis.co.jp/my20th/

 

「心と体と」で2017年ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディ監督が1989年に手がけ、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞した長編デビュー作。激動の20世紀の幕開けを背景に、生き別れた双子の数奇な運命を美しいモノクロ映像で描く。1880年、エジソンが発明した電球のお披露目に世界が沸き立つ中、ハンガリー・ブダペストに双子の姉妹が誕生する。リリ、ドーラと名付けられた双子は、孤児となり幼くして生き別れてしまう。1900年の大みそか、気弱な革命家となったリリと華麗な詐欺師となったドーラは、偶然にもオリエント急行に乗り合わせる。ブダペストで降りた双子は謎の男Zと出会うが、Zは双子を同一人物と思い込んで2人に恋をしてしまう。「鏡」「ノスタルジア」のオレーグ・ヤンコフスキーが謎の男Z、ポーランド出身の女優ドロタ・セグダが主人公の双子とその母の3役を演じる。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1700円、学生・シニア1100円、会員1000円