いたずら好きできまぐれで、あまえたでふわふわ。そんな猫たちをスクリーンで愛でませんか?
正真正銘のねこ好きが選んだ珠玉の5作品を一挙上映!ねこ映画ブーム到来の今年、シネ・ヌーヴォXでねこ映画特集!
上映作品
先生と迷い猫
2015年/日本/107分/クロックワークス
◎監督:深川栄洋◎脚色:小林弘利◎原作:木附千晶◎撮影:月永雄太◎音楽:平井真美子
◎出演:イッセー尾形、染谷将太、北乃きい、ピエール瀧、嶋田久作、もたいまさこ、岸本加世子
◆定年退職し、妻に先立たれた一人暮らしのがんこな元校長先生と、亡き妻がかわいがっていた野良猫ミイを通して描かれる、町の人との交流と夫婦の愛。ミイを演じるのはNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」でデビューした三毛猫ドロップ。
パリ猫ディノの夜
2010年/フランス/70分/巴里映画
◎監督:アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
◎声の出演:ベルナデット・ラフォン、ドミニク・ブラン、ブルーノ・サロモネ、ジャン・ベンギーギ
◆「ウチの猫は、夜中に何してるんだろう?」世界中の映画祭を湧かせた世界初のアニメ・ノワール!泣く子も黙るコワモテ猫が登場!昼と夜のふたつの顔を持つオス猫ディノとその飼い主の少女ゾエが、夜の大都会パリを舞台に奇想天外な冒険を繰り広げていく。往年のギャング映画のノワール・テイストをとり入れたファンタジック1本。第84回 アカデミー賞ノミネート。
ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ
2012年/日本/91分/東風
◎監督・監督:小谷忠典◎音楽:CORNELIUS
◎出演:佐野洋子、渡辺真起子、フォン・イェン
◆1977年の刊行から今も愛され続けている100万回死んで100万回生まれ変わったネコの数奇な運命を描く絵本「100万回生きたねこ」の作者・佐野洋子の晩年の声を記録したドキュメンタリー。癌を患い余命宣告された佐野が語る幸せについての洞察や、絵本と向かい合う読者の姿…。一冊の絵本を巡って、世界に横たわる生と死、愛と孤独を描き出そうとする冒険のはじまり。
こねこ
1996年/ロシア/84分
◎監督・脚本:イワン・ポポフ◎脚本:アレクサンドル・マリヤモフ◎撮影ウラジミール・ファステンコ
◎出演:アンドレイ・クズネツォフ、リュミドラ・アリニナ、アレクセイ・ヴォイチェーク、タチアナ・グラウズ、マーシャ・ポポフ、サーシャ・ポポフ、アレクサンダー・カーギン
◆モスクワの音楽家一家と暮らす子猫のチグラーシャはある日アパートの窓からトラックの屋根に落ちて遠くの町へ運ばれてしまう。チグラーシャは他の猫たちに助けられながら飼い主を探すのだが…。猫おじさんを演じるA・クズネツォフは実際の猫サーカスの猫つかい。彼の指導のもと、自然で愛くるしい猫そのものの姿が魅力的なねこ映画の決定版!
チェコアニメ ポヤルのネコシリーズ
◎監督:ブジェチスラフ・ポヤル◎美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
画家のホンザが描いた二匹の子ネコが動き出す、ネコシリーズ3作。
「ぼくらとあそぼう!」シリーズのチェコアニメの巨匠ブジェチスラフ・ポヤル監督が描くチェコアニメ。とにかくキュートなネコをご堪能!
「ネコの言葉」1960年/チェコ/15分
かわいい子ネコと画家ホンザの出会いの話。大人の視点と子供(子ネコ)の視点から生まれるポヤルのユーモア。ホンザが描いたオウムは子ネコにとってはケーキ。子供のいたずらに対する大人の優しさも描いた心温まるお話。
「ネコのお絵描き」1960年/チェコ/13分
いたずらネコと画家ホンザの自由きままな共同生活。
ホンザが映画に出かけてしまった後、残していった色とりどりの絵の具で、食べたいものを描く2匹のネコ。水彩タッチの素朴なネコがとにかくいたずらし放題!
「ネコの学校」1961年/チェコ/15分
いたずらネココンビ、学校でもやんちゃし放題!ネコシリーズ3部作の最終話。鈍感な先生達を風刺する。ホンザが2匹のネコを通学させるが、勉強へのやる気はゼロ。ロボット先生、ガチョウ先生にも、いたずらを繰り返して、怒らせてしまう。
イベント
イベント① 初日5/21(土)には1日ねこ支配人のまりちゃんがお客様をお迎えします。
イベント②トークショー開催!! 6/4(土)14:10『ポヤルのネコシリーズ』上映後
ゲスト:眞部学さん(アットアームズ『ポヤルのネコシリーズ』)
入場料金
当日券
一般1300円、学生・シニア1100円、会員1000円
※連日朝より当日分の整理番号つき入場券の販売を開始します。
ご入場は各回10〜15分前より整理番号順となりますので、前売券なども受付にて入場券とお引き換えください。