ニコトコ島

2008年/日本/47分
◎監督•脚本:大力拓哉、三浦崇志 ◎音楽:松田圭輔、大力拓哉

◎出演:松田圭輔、大力拓哉、三浦崇志
 
公式HP→http://nikotokopeta.dddmmm.info

大力・松田・三浦の3人は船に乗る。
船に乗って、彼らは「どこか」へ向かう。とある島に到着した3人は、どこへ向かうでもなく、おしゃべりをしながら岩山や森を歩き続ける。
しりあがり寿氏等が審査員を務めた「イメージフォーラム・フェスティバル2009」でグランプリに当たる大賞を受賞、第62回ロカルノ国際映画祭にも招待された、彼らの名を世に知らしめた作品。
初期作品である『タネ』(2007)や、第4回シネアストオーガニゼーション大阪(CO2)助成作品として製作した『僕達は死んでしまった』(2008)から引き継がれたコントラストの強い硬質なモノクロ映像、計算されたフィックスのロングショット、哲学的な問いをし続けるゆるい大阪弁の対話で構成される、唯一無二の大力拓哉&三浦崇志ワールドの初期集大成である。

 

石と歌とペタ

2012年/日本・フランス/60分
◎監督•脚本:大力拓哉、三浦崇志◎音楽:松田圭輔、松永康平、ラシャード・ベッカー、大力拓哉

◎出演:松田圭輔、大力拓哉、三浦崇志、中尾広道

石と歌とペタの3人は、出会い、一緒に旅をする。目的地があるから迷う、ということに気付いた3人は、
目的を「いろんなところへ行く」に変更する。話したり、遊んだり、歌ったり、夢を見たりしながら、
3人の現実と非現実の狭間の旅は、終わることを知らない…デビュー作からコントラストの強いモノクロの画面にこだわっていた大力&三浦が初めてカラー映像に挑戦した作品。
アホな会話の中から本質的な問いを引き出す、独自の世界を展開する。
鮮やかなカラーが印象的だが、物語を解体していくような「動き」による遊びも随所に見られ「ムービー(動画)」の根源的な歓びに満ち溢れている。
ローマ国際映画祭に招待され、「CINEMAXXI」コンペティション部門で上映された。

上映スケジュールはこちらをご覧下さい

 

<鑑賞料金>
一般1700円、学生1400円、シニア1100円、会員・高以下1000円