フレディ・M・ムーラー特集「マウンテン・トリロジー」+『最後通告』 |
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スイス映画を代表する存在として、世界中の映画人から敬愛されている孤高の巨匠による伝説の傑作たちー
『山の焚火』の原案となった『我ら山人たち─我々山国の人間が山間に住むのは、我々のせいではない』(74)は、近代化の荒波にさらされるアルプスの厳しい現実と、そこに生きる人々の精神世界を、クラシック音楽の交響曲のような三部構成で冷徹かつ克明に捉えた、映画史に輝く民俗学的ドキュメンタリーの傑作。本作は、第27 回ロカルノ国際映画祭国際批評家賞受賞し、当時のスイス社会に大反響を巻き起こした。そして『緑の山』(90)は、美しいアルプスの山中で持ち上がった核のゴミ問題と処理場建設で分裂する地元住民たちを追った“予言的”ドキュメンタリーの決定版。今日的な問題を50 年前に浮き彫りにした。これら三部作「マウンテン・トリロジー」は、2020 年に35 年ぶりにスクリーンに甦り、大きな話題となり、映画監督はもちろん、多くの文化人に絶賛された。
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【マウンテン・トリロジー】 |
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山の焚火 デジタルリマスター版 |
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1985年/スイス/119分 |
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広大なアルプスの山腹。人々から隔絶された地で、ほぼ自給自足の生活を送る4人家族。10代半ばの聾啞の弟は、その不自由さゆえに時に苛立つこともあるが、姉と両親の愛情を一身に受け健やかに育つ。ある日、草刈り機が故障したことに腹を立てた弟は、それを投げ捨て、父の怒りを買う。家を飛び出し山小屋に隠れ、一人で生活をする弟。そこに食料などを届ける姉。二人は山頂で焚火を囲み楽しい時間を過ごすが、やがて姉の妊娠が発覚し……。☆1985 年ロカルノ国際映画祭金豹賞/エキュメニカル賞
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我ら山人たち─我々山国の人間が山間に住むのは、我々のせいではない |
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1974年/スイス/112分 |
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ムーラーが自らの故郷ウーリ州の山岳地帯で撮った長編ドキュメンタリー作品。
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緑の山 |
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1990年/スイス/ 134分 |
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アルプスの山間で持ち上がった放射性廃棄物処理場の建設計画。土地と自分たちのルーツを守ろうとする反対派と賛成派に分かれた住民たち、地質学者、処理場建設の推進者など様々な立場の人の話を聞いて回り、村の議会の様子も収録。ムーラーはこの作品を「子どもたちと子どもたちの子どもたち」に捧げており、次世代に対して責務を負うべき大人たちに問いを突きつける。
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【特別上映】 |
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1998年/スイス/124分 |
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満月の翌朝、スイス各地で10歳の子供が失踪した。男女6人ずつ、4つの言語圏から均等に。警察もメディアも手がかりを掴めぬまま、事件は説明不可能な事態へと発展していく…。社会の矛盾や不安を透視した異色のファンタジー。
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〈上映スケジュール〉シネ・ヌーヴォ
シネ・ヌーヴォX 〈鑑賞料金〉
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