ポーランドへ行った子どもたち

2018年/韓国/78分
◎監督:チュ・サンミ◎音楽:キム・ミョンジョン
◎出演:チュ・サンミ、イ・ソン、ヨランタ・クリソヴァタ、ヨゼフ・ボロヴィエツ、ブロニスワフ・コモロフスキ(ポーランド元大統領) イ・へソン(ヴロツワフ大学韓国語科 教授)、チョン・フンボ(ソウル大学言論情報学科 教授)

公式HP→http://cgp2016.com/

分断国家、飢餓と戦争、彷徨いつづける子どもたちへ━━
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1950年代、北朝鮮から秘密裏にポーランドへ強制移送された朝鮮戦争の戦災孤児たちの記憶を巡るドキュメンタリー。ホン・サンス監督作への出演など俳優としても活躍してきたチュ・サンミが監督を務め、韓国でも知られていない歴史の闇に光を当てる。監督のチュ・サンミは、出産後に子どもへの愛着や不安のために産後うつを経験する。そんな時、偶然目にした映像をきっかけに、ポーランドへ強制移送された戦災孤児たちの存在を知ったチュ・サンミ監督は、10代で命がけの脱北の過去を持つ大学生イ・ソンとともにポーランドを訪れる。2人は孤児たちの悲痛な分断の記憶をたどる旅の中で、当時、自国も厳しい情勢下に異国の子どもたちを我が子のように受け入れ育てた教師たちと出会う。今でも子どもたちを懐かしく思い、涙を流す教師たち。あのとき彼らは何を思ったのか。朝鮮に送り戻された孤児たちはその後どうなったのか。やがてイ・ソンは泣きながら、現在も北朝鮮にいる家族について語りはじめる。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1800円、シニア1200円、会員・学生1100円
※シネ・ヌーヴォXでの上映は一般料金1700円になります
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