沈黙 立ち上がる慰安婦

2017年/日本=韓国/117分
◎監督:朴壽南◎撮影:大津幸四郎、ハン・ジョング、チャン・ソンホ、朴麻衣、カン・テウン、イ・ヨンチョル◎録音:奥井義哉◎音楽:ユン・ソンヘ
◎出演:朴壽南、朴麻衣

公式HP→https://tinmoku.wixsite.com/docu

ハルモニ<おばあさん>たちは半世紀の沈黙を破って、立ち上がった

「ぬちがふぅ(命果報)-玉砕場からの証言-」など朝鮮人犠牲者の声を記録してきた朴壽南監督が、元・慰安婦の女性たちの闘いを撮ったドキュメンタリー。半世紀の沈黙を破り日本軍の犯罪を証言、名誉と尊厳の回復を訴える彼女たちに寄り添い、その恨を映す。2016年韓国DMZ国際ドキュメンタリー映画祭特別賞<勇敢な雁賞>受賞。日本では117分の拡大版を上映。
韓国・忠清北道に一人で暮らし毎朝寺院で祈祷する90歳の李玉先(イ・オクソン)。彼女は17歳のときに北満州の日本軍慰安所に連行された。半世紀にわたり沈黙してきたが、1994年、14人の仲間とともに日本政府に謝罪と個人補償を求めるため来日。3年にわたり幾度も来日し日本軍の犯罪を証言、名誉と尊厳の回復を訴えた。在日朝鮮人2世である朴壽南監督は彼女たちに寄り添い苦闘を記録。李の人生をつむぎ、生き証人たちの沈黙を未来に伝える。

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<鑑賞料金>
一般1700円、学生1400円、シニア1100円、会員・高以下1000円