王国(あるいはその家について) |
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2018年/日本/150分
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英ガーディアン紙・英国映画協会〈BFI〉による年間ベスト作品に選出! |
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演出による俳優の身体の変化に着目し、脚本の読み合わせやリハーサルを通して俳優たちが役を獲得していく様子を、同場面の別パターンや別カットを繰り返す映像で表現。ドキュメンタリーと劇で交互に描きながら、友人や家族といった身近なテーマをめぐる人間の心情に迫る。誰もが「王国」を作り上げると同時に、その支配からも逃れている。新たな映像言語でその試みの全貌を伝える綱渡りのような150分間。「ハッピーアワー」の高橋知由が脚本を手がけた。長編映画デビュー作「螺旋銀河」が第11回SKIPシティDシネマ映画祭にてSKIPシティアワードと観客賞をダブル受賞した草野なつか監督の長編第2作。
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王国(あるいはその家について)[64分版] |
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2018年/日本/64分 |
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監督自身が完全版と呼ぶ[150分版]と一貫した手法を取りながらも、単なる短縮版に留まらない別作品としての顔を見せ、映画の可能性を感じさせる。[150分版]と見比べてほしい。 |
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〈上映スケジュール〉◆2/10(土)〜2/16(金)シネ・ヌーヴォ全日[150分版] 2/17(土)〜2/23(金)をシネ・ヌーヴォX→[150分版]と[64分版]を日替わりで 2/10(土)18:30の回 ゲスト:草野なつか監督、澁谷麻美さん(主演) 〈鑑賞料金〉
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