エル・スール

1983年/スペイン・フランス合作/95分
◎監督・脚本::ビクトル・エリセ◎撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ◎照明:◎録音:◎美術:アントニオ・ベリソン◎音楽:グラナドス、モーリス・ラベル、シューベルト

◎出演:オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン、イシアル・ボジャイン、ロラ・カルドナ、ラファエラ・アパリシオ、オーロール・クレマン、マリア・カロ、フランシスコ・メリーノ
 

公式HP→http://the-art-theater.com

内戦、家族、<南>から<北>へ ビクトル・エリセ監督の長編第2作。

「ミツバチのささやき」のビクトル・エリセ監督が、同作から10年を経た1983年に発表した長編監督第2作。イタリアの名優オメロ・アントヌッティを迎え、少女の目を通して暗いスペインの歴史を描いた。1957年、ある秋の日の朝、枕の下に父アグスティンの振り子を見つけた15歳の少女エストレリャは、父がもう帰ってこないことを予感する。そこから少女は父と一緒に過ごした日々を、内戦にとらわれたスペインや、南の街から北の地へと引っ越した家族など過去を回想する。2017年、世界の名作を上映する企画「the アートシアター」の第1弾として、監督自身の監修によるデジタルリマスター版が公開。

上映スケジュールはこちらをご覧下さい

 

<鑑賞料金>
一般1700円、学生1400円、シニア1100円、会員・高以下1000円