餓鬼が笑う |
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2021年/日本/105分
◎監督・脚本・編集:平波亘◎原案:大江戸康◎撮影:伊集守忠◎照明:大久保礼司◎録音:松野泉◎整音:松野泉◎美術:中村哲太郎◎音楽:松野泉◎主題歌:eastern youth
◎出演:田中俊介、山谷花純、片岡礼子、柳英里紗、川瀬陽太、川上なな実、田中泯、萩原聖人、二ノ宮隆太郎、永井秀樹
公式HP→https://gaki-movie.com/# |
息詰まる日常を吹き飛ばす、愛と不条理に満ちた衝撃のクライマックスムービー! |
すべてを失った青年に残されていたのは“記憶”
懐かしい匂いに導かれて、自分を取り戻す旅が始まる━
骨董屋を目指し、四畳半のアパートに住みながら路上で古物を売って暮らす大貫大。ある日、看護師をしながら夜学に通っている佳奈と古書店ですれ違い一目で恋に落ちる。人生に新たな意味を見出したかと思った矢先、広場で警察の取り締まりに遭い、警棒でひどく頭を殴られ意識を失う。その後、大の人生の“何か”が狂っていく―。 先輩商人の国男に誘われ山奥で開催されている骨董の競り市場に参加した帰り道、いつしかこの世の境目を抜け、黄泉の国に迷い込んでしまうことに。人の膵臓を笑いながら喰らう異形の餓鬼、絶世の美貌で黄泉と常世の関所を司る如意輪(にょいりん)の女、夜に輝く月も深紅に染まり、あの世とこの世を行きつ戻りつしながら、大はやがて自身の人生を生き直し始める。
骨董屋志望の青年〈大〉を演じたのは、内田英治、白石晃士監督作品などで存在感を発揮する田中俊介。ヒロイン役に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演するなど、活躍の場を広げる山谷花純。また、世界的なダンサー、田中泯が特別出演しているほか、萩原聖人、片岡礼子、川瀬陽太、柳英里紗らが作品世界を彩った。監督は、『the believersビリーバーズ』(20)など多数の作品をインディペンデントで監督する傍ら、今泉力哉、市井昌秀、池田千尋など多くの若手監督を助監督として支えてきた実績を持つ平波亘。原案に色濃い荒戸源次郎、寺山修司などの70年代ATG作品を彷彿とさせる世界観を踏襲しつつ、「記憶」をめぐるラブストーリーの要素を導入。今に生きる若者のリアリティを取り入れ、息詰まる日常を吹き飛ばす愛と不条理に満ちた衝撃のクライマックスムービーがここに誕生した!
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〈上映スケジュール〉
2/4(土)19:00
2/5(日)19:50
2/6(月)19:25
2/7(火)19:00
2/8(水)19:25
2/9(木)19:00
2/10(金)19:25
〈鑑賞料金〉
一般1800円、シニア1200円、会員・学生1100円
※シネ・ヌーヴォXでの上映は一般料金1700円になります
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