ひかりのおと

2011年/日本/89分/カラー
◎ 脚本・監督:山崎樹一郎◎プロデューサー:桑原広考、加納一穂岡本隆◎撮影:俵 謙太◎照明:大和久健◎録音:近藤崇生(丹下音響)、大森博之◎音楽:増岡彩子

◎出演:藤久善友、森衣里、真砂豪、佐藤豊行、中本良子、佐藤順子、辻総一郎、坂本光一、大倉朝恵、浅雄涼、大塚雅史

公式HP→http://hikarinooto.jp

新年に向けて、リバイバル上映!

岡山県北、山深きところ。代々酪農を営む狩谷家の長男・雄介は音楽を志し東京で暮らしていたが、父の怪我をきっかけに家業を手伝うため故郷に戻った。しかし消えぬ音楽への思いや酪農の現状、恋人との行き違いから、この土地を引き継ぎ、酪農家として生きていくのか迷いを抱えていた。
恋人・陽子には若くして逝った夏生との間に幼い息子がいた。夏生の「家」にとってはその子が唯一の跡継ぎであるため、陽子が息子とともに暮らすには今の生活を続けるしかなかった。
初日の出を見る事が慣わしである狩谷家。妹も帰省し、いつもと変らぬ年明けを迎えようとしていたある日、雄介がかつて酪農の手解きを受けた叔父・義行の牛舎で火災がおこる。雄介の中で何かが静かに変わり始める……。