一人になる
医師 小笠原登とハンセン病強制隔離政策

2021年/日本/99分
◎監督:高橋一郎◎プロデューサー:鵜久森典妙◎撮影:原ひろし◎語り:竹下景子

公式HP→https://www.hitorininaru.com/

 

国のハンセン病隔離政策に一貫して反対し、患者の治療に生涯を捧げた京都大学の小笠原登医師(1888~1970)。小笠原医師は1915年に京都帝国大学医学科を卒業後、京大病院の皮膚科特別研究室でハンセン病患者の治療にあたった。当時、ハンセン病は誤った認識から、国による患者の強制隔離が行われ、患者や家族らは差別や偏見にさらされ続けた。「らい予防法」は1996年に廃止。2001年には、元患者による国家賠償請求訴訟で熊本地裁が隔離は違憲との判決を出し、国は控訴を断念。政府も謝罪した。映画では、国だけでなく医学界や宗教団体も差別に加担した事実にも迫る。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1700円、学生・シニア1100円、会員1000円
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