一月の声に歓びを刻め

2024年/日本/118分
◎監督・脚本:三島有紀子◎撮影:山村卓也 米倉伸◎照明:津覇実人 後閑健太 菰田大輔◎録音:小黒健太郎 大竹修二◎整音:小黒健太郎◎美術:三藤秀仁◎音響効果:勝亦さくら◎編集:加藤ひとみ◎音楽:田中拓人
◎出演:前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰、片岡礼子、宇野祥平、原田龍二、松本妃代、長田詩音、とよた真帆

公式HP→https://ichikoe.com/

三つの島を舞台に、〝ある事件〟と〝れいこ〟を探す心の旅

国内外の映画祭で高い評価を受ける三島有紀子監督が、自身が47年間向き合い続けてきた過去の出来事をモチーフに撮りあげたドラマ。北海道・洞爺湖の中島、伊豆諸島の八丈島、大阪・堂島の3つの「島」を舞台に、それぞれ心に傷を抱える3人の物語が交錯する。


お正月、洞爺湖の近くで1人暮らしするマキの家に家族が集まり、彼女が作ったおせち料理を囲む。マキはかつて次女れいこを亡くしており、一家団らんの場に喪失の雰囲気が漂う。八丈島に暮らす牛飼いの誠のもとに、娘の海が5年ぶりに帰省する。誠は交通事故で妻を亡くし、男手ひとつで海を育てた。海は妊娠しており、結婚さえ知らずにいた誠は複雑な思いを抱く。元恋人の葬儀に参列するため故郷の堂島を訪れたれいこは、レンタル彼氏をしている男トト・モレッティに声をかけられる。過去のトラウマから誰にも触れることができない彼女は、そんな自分を変えようと、男と一晩過ごすことを決意する。

 

「船でやってきた者」れいこを前田敦子、「船を待つ者」誠を哀川翔、「船で向かう者」マキをカルーセル麻紀が演じ、坂東龍汰や片岡礼子、宇野祥平、原田龍二、とよた真帆ら実力派キャストが共演する。

〈上映スケジュール〉

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『一月の声に歓びを刻め』舞台あいさつのお知らせ

4/6(土)15:40の回上映後

 

ゲスト:三島有紀子監督


 

〈鑑賞料金〉

一般1800円、シニア1300円、会員・学生1200円、高校生以下・ハンディキャップ1000円
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