ジャン・リュック・ゴダール特集 |
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1PM ワン・アメリカン・ムービー |
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1971年/アメリカ/90分 |
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フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが激動のアメリカをとらえた幻の映画をめぐるドキュメンタリー。 |
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1968年10月、ゴダール監督はドキュメンタリー映画「1AM(ワン・アメリカン・ムービー)」制作のためアメリカへ渡り、反体制的な政治と文化の状況に目を向ける。ダイレクト・シネマの旗手として知られるD・A・ペネベイカーとリチャード・リーコックが撮影を担当するが、ゴダール監督と彼らの共同作業は編集段階で頓挫してしまう。ゴダール監督が放棄したフッテージをペネベイカーがつなぎあわせ、「1PM」のタイトルで本作を完成させた。ブラックパンサー党のエルドリッジ・クリーバーの談話や、ロックバンド「ジェファーソン・エアプレイン」のパフォーマンスを記録した映像などが収録されている。 |
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ニューヨークの中国女 |
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1968年/アメリカ/41分 |
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フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが自身の監督作「中国女」をめぐってアメリカの若者たちと議論を交わす姿を記録したドキュメンタリー。 |
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アメリカでゴダール監督の名声が頂点にあった1968年。毛沢東主義に傾倒するパリの若者たちを描いた劇映画「中国女」の配給権を得たドキュメンタリー映画監督リチャード・リーコックとD・A・ペネベイカーは、ゴダール監督がアメリカ各地の大学を訪れる講演旅行を企画する。同年4月4日、ゴダール監督はニューヨーク大学の学生たちと「中国女」をめぐって議論を繰り広げた。その様子をカメラに収め、流暢な英語で当意即妙の受け答えをするゴダール監督と若者たちの熱気に満ちた姿を生き生きと映し出す。 |
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〈上映スケジュール〉◆6/17(土)18:30『1PM ワン・アメリカン・ムービー』、20:50『ニューヨークの中国女』
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