『いつか、どこかで』公開記念 『新世界の夜明け』10周年記念 

リム・カーワイ 無国籍5部作一挙上映!

アフター・オール・ディーズ・イヤーズ

TOKYO TELEPATH 2020
2009年/マレーシア=中国=日本/98分
◎監督・脚本:リム・カーワイ◎撮影:メイキン・フォン・ビンフェイ
◎出演:大塚匡将、ゴウジー、へー・ウェンチャオ

中国、香港、日本などアジア全域で活躍し、長編第2作「マジック&ロス」で日本に紹介されたマレーシア人監督リム・カーワイが、2009年に発表した長編第1作。10年ぶりに故郷に帰ってきたア・ジェは、家族にすら忘れ去られていた上に、無実の罪を着せられ処刑されてしまう。しかし、そのア・ジェが再び人々の前に現れ……。過去と現在が複雑に交錯し、物語はやがて不穏な様相を呈していく。「マジック&ロス」「新世界の夜明け」へと続く「無国籍3部作」の第1作。

 

 

マジック&ロス

KUICHISAN
2010年/日本=韓国=マレーシア=香港=中国=フランス=アメリカ/81分
◎監督・編集・構成&プロット・原案:リム・カーワイ◎撮影:メイキン・ファン・ビン・ファイ◎音楽:Jo Keita ◎出演:杉野希妃、キム・コッピ、ヤン・イクチュン
 

香港のムイウォという妖しいリゾート地で共に旅することになった2人、日本人のキキと韓国人のコッピは、島の不思議な力に取り憑かれ、いつしか奇妙な関係に陥っていく。ムイウォは、文明から孤立し時間が止まってしまったような魅力がある一方、そこにある滝は多くの人が身を投げる自殺の名所とも言われている。リム・カーワイ監督はたった3人の俳優の関係と表現力によって、個のあいまいさ、生と死の境界を描く多重的な物語を築き上げた。誰が実在するのか、何が現実で何が幻影なのか、謎が謎を呼ぶ。

 

 


新世界の夜明け

TECHNOLOGY
2011年/日本・中国/93分
◎監督・脚本・編集:リム・カーワイ◎撮影監督:加藤哲宏◎美術:塩川節子
◎録音・整音:宮井昇◎照明:福田良夫◎音楽:albert Yu
◎出演:史可(シー・カー)、小川尊、宮脇ヤン、友長えり、友長光明、安藤匡史

北京に暮らす若い女性ココは、日本の洗練された都会的なクリスマスに憧れ大阪にやってくるが、辿り着いたのは想像していたメトロポリタンな日本とは遠くかけ離れた雑多な繁華街の大阪・新世界。言葉の通じない異国の地で、てんやわんやの騒動に巻き込まれていく。
中国や香港、日本、マレーシアなどアジアの国境をまたいで活躍するリム・カーワイ監督が、異邦人の目を通して日本の今を笑いを交えて描いた無国籍ドラマ。

 


Fly Me to Minami 恋するミナミ

TECHNOLOGY
2013年/日本・シンガポール/106分
◎監督・編集・脚本:リム・カーワイ◎脚本:伊丹あき◎撮影:加藤哲宏◎録音:山下彩◎美術:塩川節子◎出演:シェリーン・ウォン、小橋賢児、ペク・ソルア、竹財輝之助、藤真美穂、石村友見

言葉、国籍を超えた、二つの異なるラブストーリーは運命の悪戯で大阪・ミナミで集結し、すれ違い、そして交差する…。香港でファッション誌の編集者として働くセリーンは、取材のため年末にミナミを訪れる。しかしカメラマンが急きょ同行できなくなり、現地通訳ナオミの弟である大学生タツヤを雇うことに。一方、キャビンアテンダントの仕事をしながら洋服を仕入れ、ソウルでセレクトショップを経営するソルアには、シンスケという日本人の恋人がいたが…。

 

 


どこでもない、ここしかない

TECHNOLOGY
2018年/スロベニア・マケドニア・マレーシア・日本合作/90分
◎監督・編集:リム・カーワイ ◎撮影:北原岳志 ◎録音:山下彩 ◎音楽:Lantan ◎出演:フェルディ・ルッビシ、ヌーダン・ルッビシ、ダン、アンニャ・キルミッスイ

バルカン半島で暮らすトルコ人夫婦の物語。妻に逃げられた男の物語を軸に、東ヨーロッパで現地の人びとと即興で作り上げた異色ドラマ。バルカン半島・スロベニアの首都リュブリャナ。近年の観光と不動産ブームは、ゲストハウスとアパートメントを経営するフェデルに経済的な成功をもたらした。イスラム教徒でありながら、ゲストハウスに宿泊した女性や知人の彼女にまで手を出す女癖が悪いフェデルに、妻のヌーダンは愛想を尽かして家を出て行ってしまう。ようやく妻の大切さに気付いたフェデルは、ヌーダンを取り戻すためにマケドニアの田舎町へ向かうが……。

 


2021年1月2日(土)〜公開
〈最新作〉いつか、どこかで

TECHNOLOGY
2019年/セルビア・クロアチア・モンテネグロ・マカオ・日本・マレーシア/81分
◎監督:リム・カーワイ◎出演:アデラ・ソー(蘇嘉慧)、カタリナ・ニンコヴ、ピーター・シリカ、ホスニー・チャーニー、マティ・ミロサヴリェヴィッチ

あるアジア人女性バックパッカーがクロアチア、セルビア、モンテネグロを旅をする中で、バルカン半島の複雑な歴史に翻弄されながらも前向きに普通に暮らしている人々の生活に触れることで、いま世界が置かれている現状を知る。

 

 


トークショー開催!!



12/25(金)16:00『新世界の夜明け』上映後

 

 



〈上映スケジュール〉

 

 

〈鑑賞料金〉

一般1200円、学生・シニア1100円、会員1000円