【牧野貴作品集】 |
||
Memento Stella (2019年/60分/音楽:Reinier van Houdt) |
||
牧野貴
2001年に日本大学芸術学部映画学科撮影・録音コースを卒業後、渡英。ブラザーズ・クエイのアトリエコニンクを訪問し、映像、照明、音楽に関しての示唆を受ける。その後、カラーリストとして、多くの劇映画やCF、ミュージックビデオ等の色彩を担当し、フィルム及びビデオに関する技術を高めながら、2004年より自身の作品上映を開始した。自然現象や人間、街など既成のオブジェクトを、フィルムやビデオなど様々なフォーマットで撮影する。編集段階において重層化して構築し、無限に広がり続けるような極めて有機的で想像的な牧野の映像作品は、映画界、美術界共に国際的に高く評価されている。現在は日本を拠点に、映画、音楽、インスタレーション、オーディオビジュアルパフォーマンスなどを世界各地で発表している。2011年にはロッテルダム国際映画祭短編部門でグランプリにあたるタイガーアワードを受賞した他、ハンブルグ国際短編映画祭、モスクワ国際実験映画祭、25FPSクロアチア国際実験映画祭でもグランプリを獲得 (全て日本人初) するなど、国際映画祭での受賞歴は幾多にも及ぶ。映画作品はこれまで120都市以上で上映されており、近年では、ドクメンタ14 (アテネ)、サンフランシスコMOMA、MOMAPS1、ニューミュージアム、ニューヨーク映画祭 (全てアメリカ)、ホワイトチャペルギャラリー (イギリス)、韓国映像資料院 (韓国)、オーストリア映画博物館 (ウィーン)、BFI IMAX シアター (イギリス) などでも上映された。 |
||
〈上映スケジュール〉
|