マルケータ・ラザロヴァー

1967年/チェコ/166分
◎監督・脚本:フランチシェク・ヴラーチル◎原作:ヴラジスラフ・ヴァンチュラ◎脚本:フランチシェク・パヴリーチェク◎撮影:ベドジフ・バチュカ◎美術・衣装:テオドール・ピステック◎音楽:ズデニェク・リシュカ◎出演:マグダ・バーシャーリオバー、ヨゼフ・ケルム、フランチシェク・ベレツキー、イバン・パルーヒ、パブラ・ポラーシュコバー

公式HP→https://marketalazarovajp.com/

中世の騒乱と肥大した信仰。
少女マルケータの、呪われた恋──

チェコ・ヌーベルバーグの巨匠フランチシェク・ヴラーチルが、ブラジスラフ・バンチュラの同名小説を映画化。13世紀半ばのボヘミア王国を舞台に、宗教と部族間の抗争に翻弄される人々を壮大なスケールで描く。修道女になることを約束されていた少女マルケータは、領主の父ラザルと敵対関係にある盗賊騎士コズリークの息子ミコラーシュと恋に落ちる。しかし、彼女の心とは裏腹に両氏族間の衝突はますます激化していく。中世を忠実に再現するため、衣装や武器などの小道具を当時と同じ素材・方法で作成し、極寒の山奥で生活しながら548日間にもわたるロケーション撮影を敢行した。美術・衣装を、後に『アマデウス』でアカデミー衣装デザイン賞を受賞するテオドール・ピステック、ヤン・シュバンクマイエル監督作などを手がけるズデニェク・リシュカが音楽を担当した。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1700円、シニア1200円、会員・学生1100円
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