大江崇允監督特集

濱口竜介監督との共同脚本『ドライブ・マイ・カー』で第74回カンヌ国際映画祭にて日本映画として初めて脚本賞に輝いた大江崇允。その突出した才能はすでに大阪で開花していた!カンヌ国際映画祭脚本賞受賞を記念して、大阪、京都、神戸で大江崇允監督作品を上映!

 

 

 

 

美しい術

2009年/日本/90分
◎監督・脚本:大江崇允◎撮影:三浦大輔◎出演:土田愛恵、森衣里、戸田彬弘

いつも不倫をしている無職の雨宮と、仕事で叱られてばかりいる公務員の太田。ある日、雨宮は太田の同僚である森谷と出会う。森谷が気になる雨宮だったが、森谷は太田が気になっていた。

 

 

 

 

適切な距離

2011年/日本/92分
◎監督・脚本・編集:大江崇允◎原作:菊池開人 ◎撮影:三浦大輔、櫻井伸嘉◎録音:竹内遊◎音楽:石塚玲依◎美術:寄川ゆかり◎出演:内村遥、辰寿広美、時光陸、佐々木麻由子、大江雅子、堀川重人

コミュニケーションがとれなくなった親子が“嘘の日記”を使ってコミュニケーションをとる姿を通して、嘘の中に埋もれている現実世界で生きる上での真理を巧みに描き出す。

 

 

 

 

かくれんぼ

2012年/日本/38分
◎監督・脚本・編集:大江崇允◎出演:出演:南野佳嗣、久貝亜美、市川貴啓、辰寿広美、上岡郁、小野佑太朗、李勝利、時光陸

山本一家はどこかおかしい。親戚が久々に遊びにきても、市役所職員が訪ねてきても。奇妙な家族の滑稽な一日の記録。第七回大阪アジアン映画祭インディフォーラム部門出品。

 

 

 

 

大江崇允(おおえたかまさ)
1981年、大阪府出身。近畿大学で舞台芸術を学んだ後「旧劇団スカイフィッシュ」を旗揚げ、演出や俳優として舞台作品に携わる。その後、映画制作を始め、監督・脚本として活動。初監督作『美しい術』(09)でCINEDRIVE2010監督賞を受賞、2作目となる『適切な距離』(11)は第7回CO2グランプリほか国内外で評価を受けた。短編『かくれんぼ』(12)は第七回大阪アジアン映画祭インディフォーラム部門に出品された。濱口竜介監督との共同脚本『ドライブ・マイ・カー』で第74回カンヌ国際映画祭で日本映画として初めて脚本賞受賞。

♦上映スケジュール♦ ※各回入替制

 

 

一般1500円、学生1100円、シニア1100円、高校生以下・会員1000円
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