生演奏付き上映会
ピアノーヴォVol.2

いまから遡ること129年前。映画が誕生した頃の映画には音がついていませんでしたが、スクリーン近くで演奏される生の音楽とともに楽しまれていました。そんな当時のライブ感溢れる映画鑑賞を念願のピアノが入ったシネ・ヌーヴォでご堪能いただく企画第二弾!サイレント映画×鳥飼りょうの 「ピアノーヴォ」お楽しみください。
どうぞよろしくお願いします。

 

 

『汚点』The Blot

1921年/アメリカ/94分
監督:ロイス・ウェバー
出演:フィリップ・ハバード マーガレット・マックウェイド クレア・ウィンザー

女性監督が描くロマンスと社会問題

グリッグス家とオルセン家は隣同士。大学教授のグリッグス家は貧しく、靴職人のオルセン家は裕福である。大学理事長の息子で金持ちの大学生フィルは、恩師グリッグス教授の娘アメリアに恋をしており、彼女の働く図書館へ足繁く通う。そんなある日、アメリアは過労で倒れてしまう。グリッグス夫人は栄養のあるものを食べさせようと、隣家にあったチキンに手をのばし…。米国の女性映画監督ロイス・ウェバーが、自身のプロダクションで制作した最後の作品。主要な登場人物はもちろん、脇役のドラマもしっかりと描かれており、人間の心理描写を細やかに捉えた彼女の最高傑作の一つである。

 

 

 

鳥飼りょう(ピアノ)
サイレント映画の楽士。ピアノ、打楽器を演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は800以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏付き上映に多数出演している。2018年、神戸発掘映画祭で行われたフィルムアルヒーフ・オーストリアの修復による『オーラックの手』デジタル復元最新版のワールド・プレミア上映で伴奏を担当。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。同年より、国立映画アーカイブ主催の「サイレントシネマ・デイズ」にも出演。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人として関西を中心に活動している。無声映画振興会代表。
X(旧Twitter): @ryo_torikai Facebook: ryotorikai.music

 

 

 

〈上映スケジュール〉

◆2024年10月30日(水)19:00
上映後トークあり

 

次回は11/27(水)予定

〈鑑賞料金〉

料金:一般・シニア2200円、U30(30歳以下)・ハンディキャップ1400円、シネ・ヌーヴォ会員1600円
チケットは10/23(水)朝10時より窓口・オンラインで販売スタート。
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