生演奏付き上映会
ピアノーヴォVol.3

いまから遡ること129年前。映画が誕生した頃の映画には音がついていませんでしたが、スクリーン近くで演奏される生の音楽とともに楽しまれていました。そんな当時のライブ感溢れる映画鑑賞を念願のピアノが入ったシネ・ヌーヴォでご堪能いただく企画第三弾!サイレント映画×鳥飼りょうの 「ピアノーヴォ」お楽しみください。
どうぞよろしくお願いします。

 

 

『死滅の谷』Der müde Tod

1921年/ドイツ/97分
監督:フリッツ・ラング
出演:ベルンハルト・ゲッケ、リル・ダゴファー、ヴァルター・ヤンセン

死神に挑む愛と運命の旅

幸せな恋人たちの前に現れた死神は、青年を連れ去ってしまう、彼女は恋人の命を返して欲しいと死神に懇願する、哀れに思った死神は、青年を助ける条件を彼女に出す。それは、消えかかる3つの命のろうそくを1つでも救うこと。恋人の命を救うため、バグダッド、ベネチア、古代中国と時代を超えた旅に向かうが…。監督は後に『メトロポリス』を撮るフリッツ・ラング。初期作ながら幻想的な映像美にはすでにラングの才能が感じられ、ブニュエルやヒッチコックにも影響を与えたと言われている。

 

 

 

鳥飼りょう(ピアノ)
サイレント映画の楽士。ピアノ、打楽器を演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は800以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏付き上映に多数出演している。2018年、神戸発掘映画祭で行われたフィルムアルヒーフ・オーストリアの修復による『オーラックの手』デジタル復元最新版のワールド・プレミア上映で伴奏を担当。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。同年より、国立映画アーカイブ主催の「サイレントシネマ・デイズ」にも出演。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人として関西を中心に活動している。無声映画振興会代表。
X(旧Twitter): @ryo_torikai Facebook: ryotorikai.music

 

 

 

〈上映スケジュール〉

◆2024年11月27日(水)19:00
上映後トークあり

 

次回は12/27(水)予定

〈鑑賞料金〉

料金:一般・シニア2200円、U30(30歳以下)・ハンディキャップ1400円、シネ・ヌーヴォ会員1600円
チケットは11/20(水)朝10時より窓口・オンラインで販売スタート。
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