やまぶき |
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2022年/日本・フランス/97分 |
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第75回カンヌ映画祭ACID部門 正式出品作! |
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現代の真庭市。かつては韓国の乗馬界のホープだったチャンスは、父親の会社の倒産で多額の負債を背負った。真庭市に流れ着き、今はヴェトナム人労働者たちとともに採石場で働いている。一方、刑事の父と二人暮らしの女子高生・山吹は、交差点でひとりサイレントスタンディングを始める。二人とその周囲の人々の運命は、本人たちの知らぬ間に静かに交錯し始める。 映画『やまぶき』は、岡山県真庭市の山間で農業に携わりながら、地方に生きる人々に光をあてて映画製作を続ける山﨑樹一郎監督の劇場用長編映画第3作。『ひかりのおと』(2011年)、『新しき民』(2014年)に引き続き、再び地元の人口4万5千人の街・真庭市を中心にロケし、初めて16ミリフィルムで撮影に挑んだ。陽の当たりにくい場所にしか咲かぬ野生の花「山吹」をモチーフに、現代の日本社会と家族制度の構造の歪みに潜む悲劇と希望を描きだす群像劇。 |
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