アリス・ギイ監督短編集 |
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全13作品(50分)
『催眠術師の家で』Chez le magnétiseur(1分/白黒)1898年
『世紀末の外科医』Chirurgie fin de siècle(2分/白黒)1900年
『オペラ通り』Avenue de l’Opéra(1分/白黒)1900年
『全自動の帽子屋兼肉屋』Chapellerie et Charcuterie mécaniques(1分/白黒)1900年
『カメラマンの家で』Chez le photographe(1分・白黒)1900年
『フェリックス・マヨル 失礼な質問』Questions indiscrètes(3分/染色 → 彩色)1905年
『マダムの欲望』Madame a des envies(5分/白黒)1906年
『フェミニズムの結果』Les Résultats du féminisme(8分/白黒)1906年
『キャスター付きベッド』Le Lit à roulettes(4分/白黒)1907年
『ソーセージ競争』La Course à la saucisse(5分/白黒)1907年
『ビュット=ショーモン撮影所でフォノセーヌを撮るアリス・ギイ』Alice Guy tourne une phonoscène(2分/白黒)1907年
『バリケードを挟んで』Sur la barricade(5分/白黒)1907年
『銀行券』Le Billet de banque(12分/白黒)1907年
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リュミエール兄弟が映画を発明して間もなく、アリス・ギイはフランスのゴーモン社でそのキャメラをつかって、奇想天外でアイデアあふれる物語を語り始めた。世界最初期の映画監督として、クローズアップや着色、音の同期など多くの技法を開発。1907年にアメリカに拠点を移すまでにフランスで400本以上監督したアリス・ギィの短編13作品を特別上映!
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アリス・ギイ
世界で最初に物語映画を監督したフランスの映画監督・脚本家・映画プロデューサー。
パリ郊外に一男四女の末っ子として生まれる。当時、父親は南米チリで出版社と書店を営み、暮らしは裕福だった。アリスは修道院の寄宿学校を経て、速記とタイプを身につける。だが、父親が事業に失敗。ほどなくして父と兄がなくなったために、アリスはパリの写真機材会社ゴーモン社に就職し、レオン・ゴーモン社長の秘書になる。1895年、リュミエール兄弟による世界初の映画『列車の到着』を社長と共に見て、「記録するだけでは退屈、映画で物語をつくったらどうかしら━」と言ったところ、社長は「秘書の仕事に支障がない限り」の条件つきで、ゴーモン社研究所の裏庭での映画作りを許可した。翌1896年、アリスは第一回監督作『キャベツ畑の妖精』を完成させた。世界初の物語映画の誕生である。以降、撮影所長を11年間勤め、1000本近い作品を手掛けた。1907年渡米。1910年映画製作会社<ソラックス社>を発足させると経営は夫に任せ、自分は映画製作・監督に専念。1922年、フランスに帰国。1955年、レジョン・ド・ヌール叙勲。1968年94歳で永眠。 |
〈上映スケジュール〉
◆9/4(日)13:50
9/9(金)17:30
『映画はアリスから始まった』作品ページはこちら
〈鑑賞料金〉
1000円均一
オンラインチケットはこちら
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