大力拓哉 三浦崇志 傑作選2025

2人組の映画監督、大力拓哉・三浦崇志は小学生からの幼馴染。遊びの延長から映画制作を始め、監督・出演・構成・音楽など、映画制作の全てを2人で行う。現在までに14本の長・中編映画を制作。国内外の映画祭等で作品の発表を続けている。

 

ニコトコ島

2008年/モノクロ/47分

3人の男は船に乗る。 島に着いた3人は、どこへ向かうでもなく、おしゃべりをしながら歩き出す。
モノクロの雄大な風景の中で、不思議でとぼけた旅が始まる。
イメージフォーラム・フェスティバル大賞受賞、ロカルノ国際映画祭など様々な映画祭で上映された、大力・三浦監督初期の代表作。

 

 

 

コロ石

 
2010年/モノクロ/58分

川辺を歩く1人の男。 そこに突然現れるもう1人の男。 2人は出会い、物語が始まる。
おしゃべりをしたり、妖精に出会ったりしながら、自然の風景と戯れる男3人のおとぎ話。
前作「ニコトコ島」で確立した独自の映画制作法がさらに加速する!!

 

 

 

石と歌とペタ

2012年/カラー/60分

石と歌とペタの3人は、出会い、一緒に旅をする。目的地があるから迷う、ということに気付いた3人は、目的を「いろんなところへ行く」に変更する。話したり、遊んだり、歌ったり、夢を見たりしながら、3人の現実と非現実の狭間の旅は、終わることを知らない…

 

 

 

ほなね

2016年/72分/カラー

太郎のおじさんは色々なところへ行ってビデオを撮るのが趣味だ。
太郎とおじさんは、おじさんが撮ってきたビデオを一緒に見ながら話をする。
どこにでもあるような風景が、2人の会話で特別なものになっていく。

 

 

 

金太と銀次

2019年/カラー/84分

タヌキの金太とロボットの銀次は友達だ。もうずいぶん長いこと友達だ。2人は2日に1回くらい会い、森の中を散歩したり、おしゃべりを楽しんだりする。銀次が作った音楽に合わせて、みんなで踊ろう。マルセイユ国際映画祭(FID)招待作品。

 

 

 

大力と三浦

2021年/モノクロ/60分

大力と三浦の2人は車に乗って田舎をウロウロする。目的のないゆるやかな移動を、会話代わりの音楽が彩る。大力と三浦はどこに向かうのだろうか。

 

 

 

大力と三浦3

2023年/モノクロ/60分

家に近所で遊ぶ映画。ついにどこにも行かなくなった2人。大力三浦の最新作ワールドプレミア上映!

 

 

 

全作品監督:大力拓哉、三浦崇志

〈上映スケジュール〉

5/9(金)
17:30金太と銀次/19:15大力と三浦+舞台挨拶/20:35ニコトコ島+トーク

5/10(土)
17:30石と歌とペタ/18:50大力と三浦3+舞台挨拶/20:10金太と銀次+トーク

5/11(日)
17:30ニコトコ島/18:35コロ石/19:50ほなね+トーク

 

〈鑑賞料金〉

1500円均一 ※招待券・回数券使用不可
3作品券3000円 ※窓口のみ販売
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