生演奏付き上映会
ピアノーヴォVol.9

いまから遡ること130年前。映画が誕生した頃の映画には音がついていませんでしたが、スクリーン近くで演奏される生の音楽とともに楽しまれていました。そんな当時のライブ感溢れる映画鑑賞を念願のピアノが入ったシネ・ヌーヴォでご堪能いただく企画第9弾!サイレント映画×鳥飼りょうの 「ピアノーヴォ」お楽しみください。

 

 

吸血鬼ノスフェラトゥ NOSFERATU - Eine Symphonie des Grauens

(1922年/ドイツ/92分)
監督:F・W/ムルナウ
出演:マックス・シュレック、グスタフ・フォン・ヴァンゲンハイム、グレタ・シュレーダー

ドイツで製作された最初期のドラキュラ映画

1838年。北ドイツの港町に住むフッターは、家を買いたいという謎の人物オルロック伯爵の依頼により、辺境の地・トランシルヴァニアにある彼の城へ赴くことになった。しかし、そこで待ち受けていたのは恐怖の物語の幕開けで…。ドラキュラ映画の原点にして、怪奇映画の不朽の名作。また、特殊メイクの出発点ともいえる重要作。オルロック伯爵が船でネズミの大群と共にペストを蔓延させるなど、原作には無いアイディアも織り交ぜた、巨匠ムルナウ監督版のドラキュラ映画となっている。

鳥飼りょう(ピアノ)
サイレント映画の楽士。ピアノ、打楽器を演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は800以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏付き上映に多数出演している。2018年、神戸発掘映画祭で行われたフィルムアルヒーフ・オーストリアの修復による『オーラックの手』デジタル復元最新版のワールド・プレミア上映で伴奏を担当。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。同年より、国立映画アーカイブ主催の「サイレントシネマ・デイズ」にも出演。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人として関西を中心に活動している。無声映画振興会代表。
X(旧Twitter): @ryo_torikai Facebook: ryotorikai.music

 

 

 

〈上映スケジュール〉

◆2025年5月23日(金)19:00
上映後トークあり

 

 

 

 

〈鑑賞料金〉

一般・シニア2200円、U30(30歳以下)・ハンディキャップ1400円、シネ・ヌーヴォ会員1600円
※招待券・回数券使用不可
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